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2019/10/4 Fri.

第 10 回 ACFE JAPAN カンファレンス

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター

  • 基調講演

    「統計改革と不適切統計問題」

    西村 淸彦

    総務省統計委員会 委員長
    政策研究大学院大学 特別教授
    東京大学 大学院経済学研究科 名誉教授

    西村 淸彦 氏
  • 特別講演

    「第三者委員会の実態と課題」

    國廣 正

    国広総合法律事務所 パートナー 弁護士
    第三者委員会報告書格付け委員会 副委員長

    國廣 正 氏
    八田 進二 氏
    八田 進二
    國廣 正 氏
    國廣 正
    竹内 朗 氏
    竹内 朗

    鼎談

    策定 10 年を迎える
    日弁連第三者委員会ガイドラインの今後の課題と展望

    八田 進二

    ACFE JAPAN 評議員会 会長

    國廣 正

    国広総合法律事務所 パートナー 弁護士

    竹内 朗

    プロアクト法律事務所 パートナー 弁護士

  • パネル ディスカッション

    内部監査による不正兆候の検出
     ~本当に不正は発見できるのか?」

    モデレーター

    堀江 正之

    日本大学 商学部 教授、日本監査研究学会 会長

    パネリスト

    芹沢 清

    株式会社共和コーポレーション 取締役 (監査等委員長)

    峯川 治久

    花王株式会社 経営監査室 部長 (海外監査担当)

    酒井 香世子

    損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員 内部監査部長

    成田 文雄

    Plante Moran (日系企業の海外拠点支援等に強みを持つ北米最大規模の会計・コンサルティング ファーム)

    パネル ディスカッションの様子
  • ACFE 会長 来日講演

    「不正の世界的な傾向と ACFE の取り組み」

    Bruce Dorris

    ACFE President & CEO, J.D., CFE, CPA

    (※ 英語での講演・同時通訳あり)

    Bruce Dorris 氏
    藤沼 亜起 氏
    藤沼 亜起
    Bruce Dorris 氏
    Bruce Dorris

    対談

    日本の不正と世界各地域の不正との違いと
    CFE が組織を不正から守るためにできること

    藤沼 亜起

    ACFE JAPAN 理事長

    Bruce Dorris

    ACFE President & CEO

    (※ 英語での対談・同時通訳あり)

  • ランチセッション

    組織の風土から見た福島第一原発「失敗の本質」
    ― 事故9年で分かってきたこと

    奥山 俊宏

    朝日新聞編集委員

     

    お弁当・お茶をご用意いたします。

    奥山 俊宏 氏

開催概要

第 10 回 ACFE JAPAN カンファレンス

  • 日 時

    2019 年 10 月 4 日(金) 
    9:30~18:00 (受付開始 9:00)

  • 懇親会

    18:20〜19:20 (参加希望者のみ)

  • CPE

    最大 10 単位 (倫理2単位含む)

  • 参加費

    会員 23,500円・一般 26,500円・懇親会 3,000円 (いずれも10%税込)
    お弁当・お茶込み

  • 会 場

    御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター (ソラシティホール)
    〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6
     アクセス マップ (公式)  Google マップ

タイムテーブル

時 間 内 容
09:30 〜 09:35 開会ご挨拶
 一般社団法人日本公認不正検査士協会 理事長 藤沼 亜起 氏
09:35 〜 10:05

ACFE 会長 来日講演「不正の世界的な傾向と ACFE の取り組み」

ACFE 本部 President & CEO Bruce Dorris
(※ 英語での講演・同時通訳あり)

10:05 〜 10:35
対談「日本の不正と世界各地域の不正との違いと CFE が組織を不正から守るためにできること」

ACFE JAPAN 理事長 藤沼 亜起 氏

ACFE President & CEO Bruce Dorris 氏
(※ 英語での講演・同時通訳あり)

コーヒー ブレイク (15分)
10:50 〜 11:40

基調講演「統計改革と不適切統計問題」

総務省統計委員会 委員長 西村 淸彦 氏

政府統計の司令塔とされている統計委員会の委員長として、不適正統計作成問題の本質と統計全体の将来のあるべき姿についてお話しするとともに、企業不祥事と類似している事象についてお伝えします。

コーヒー ブレイク (35分) :お弁当・お茶の配膳を含みます。
12:15 〜 12:55

ランチ セッション「組織の風土から見た福島第一原発『失敗の本質』― 事故9年で分かってきたこと」

朝日新聞編集委員 奥山 俊宏 氏

なぜ、この日本で、原発事故が起きてしまったのか。なぜ、あのように事故は拡大してしまったのか。業界や組織に伏在する事故発生リスクや事故拡大リスクを適時・的確に発見し、速やかにそれを是正する仕組みがあったはずなのに、なぜ、それらは事故の発生・拡大を防げなかったのか。

組織やシステムの内部で不正やリスクを発見し、是正するための活動が円滑に行われるように仕組みを設け、そうした仕組みを形骸化させることなく実質的に機能させ、また、このような活動を下支えする組織文化を培うことは、その組織が持続的に存在するために必須であり、その構成員にとってそれは社会から期待・要請される行動であり、倫理上の責務でもある。福島第一原発事故を反面教師として、そこからの教訓抽出を試みたい。

コーヒー ブレイク (15分)
13:10 〜 13:30 プレゼンター:一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会 (ICAEA JAPAN)
「データ分析の視点から見た、監査業務や不正調査業務における AI の立ち位置」

代表理事 弓塲 啓司 氏

シニアマネージャー 後藤 聡 氏

AI 技術の飛躍的な進歩は、監査業務や不正調査業務にも影響があると考えられており、同業務に対するAI技術の適用に関する研究も進められていますが、実用のレベルには至っていないのが現状です。
 当セミナーでは、データ分析という視点から、監査業務や不正調査業務におけるAIの立ち位置を明確にするとともに、スタンダードが確立されるまでの間、監査人や不正検査人が行うべき業務イメージと身に着けるべき技能について、解説いたします。

13:30 〜 13:50 プレゼンター:PwCアドバイザリー合同会社

「競争法とフォレンジックテクノロジー ―平常時における対応について―」

パートナー 池田 雄一 氏

グローバルに事業展開する日本企業にとって、競争法および贈収賄・汚職に関するコンプライアンスの徹底は、重要な経営課題であることは周知の事実です。これまで、談合などを含む不正行為の「事実」は主に内部告発や当局調査により発覚していました。しかしながら、複数の情報を有機的に組み合わせて分析することで、今まで特定が難しかった不正行為の「兆候」の検出が可能になります。その仕組みづくりに、当事者目線で迫ります。

13:50 〜 13:55 事務局からのご案内
コーヒー ブレイクおよび企業展示 (30分)
14:25 〜 15:55

パネルディスカッション
「内部監査による不正兆候の検出~本当に不正は発見できるのか?~」

モデレータ:日本監査研究学会 会長 堀江 正之 氏

パネラー:損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員 内部監査部長 酒井 香世子 氏

株式会社共和コーポレーション 取締役 芹沢 清 氏

Plante Moran 成田 文雄 氏

花王株式会社 経営監査室 部長 峯川 治久 氏

(※写真は左から順に掲載しています。)

本パネルディスカッションでは、実務として活躍されている方々に、不正発見対応や不正兆候検出におけるご意見やご経験をお話しいただき、今後の活動のヒントとしていただきたいと考えています。

コーヒー ブレイク (10分)
16:05 〜 16:45

特別講演「第三者委員会の実態と課題」

国広総合法律事務所 パートナー 弁護士 國廣 正 氏

大型企業不祥事の際に設置がデファクト スタンダードになった第三者委員会だが、その「調査報告書」は玉石混交である。

本講演では、第三者委員会調査の本来の趣旨を再確認した上で、実務上の諸問題を検討し、解決の方向性を探る。

コーヒー ブレイク (10分)
16:55 〜 17:55
鼎談「策定 10 年を迎える日弁連第三者委員会ガイドラインの今後の課題と展望」

ACFE JAPAN 評議員会 会長 八田 進二 氏

国広総合法律事務所 パートナー 弁護士 國廣 正 氏

プロアクト法律事務所 パートナー 弁護士 竹内 朗 氏

日弁連ガイドラインの策定メンバーとしてこれまでの第三者委員会の実務をリードしてきた國廣弁護士を交えて、2010 年に日弁連ガイドラインが策定された経緯と目的、策定後の第三者委員会に関する実務の動き(成功事例や失敗事例も交えて)、2014 年に第三者委員会報告書格付け委員会の活動を始めた経緯と活動状況および第三者委員会の実務に関する今後の課題と展望、などのテーマについて、討論します。

17:55 〜 18:00 閉会のご挨拶
 一般社団法人日本公認不正検査士協会 事務局長 脇山 太介 氏
18:20 〜 19:20 懇親会 (参加希望者のみ)

最大 10 単位の CPE

プログラムをすべてご聴講いただくと CPE を8単位取得できます。

また、カンファレンス終了後に公開される CPE クイズ(1単位)と WEB セッション(1単位)により、さらに2単位を取得できます。(CPE クイズと WEB セッションにつきましては後日ご案内差し上げます。)