組織ガバナンスのインテリジェンス―ガバナンス立国を目指して
- 発行
- 2024年10月11日 同文舘出版
- 判型
- 四六判 344頁
- 本体価格
- 2,400円(税込 2,640円)
- ISBN
- 978-4495210687 (4495210687)
内容紹介
13人の論客の知性と慧眼に触れる。企業組織の永続と発展を目指すために“ガバナンス議論”に終わりはない!
目次
斉藤惇―「エンタープライズバリュー」を日本の経営者は理解しているのか
塩崎恭久―“政治主導”で実現したコーポレートガバナンス・コード
牛島信―アクティビストの力で実現する「ガバナンス改革」の即効性
佐藤隆文―不祥事への“免疫力”増強がガバナンスの実効性を高める
佐々木清隆―“他人事”思考とインテグリティの欠如でガバナンスが綻ぶ
松﨑正年―社外取締役の成功体験を聞いたことろで企業価値は向上しない
岩田喜美枝―企業が思い描く社外取締役像を少し変えれば候補者は広がるはず
坂東眞理子―女性役員、女性管理職3割…本気で取り組めば5年でできる
冨山和彦―形式と実質に大きなギャップ 日本の「ガバナンス粉飾」を解消すべき
磯山友幸―日本企業の弱点は「プロ経営者」の不在 次の社長の選定システムが課題
久保利英明―企業のガバナンスの改善に比して、日本では国家のガバナンスが機能していない
油布志行―ガバナンスの議論には、企業の繁栄とアカウンタビリティの2つがある
植木義晴―会社の仕組みはいくらでも変えられる でも、社員の魂までは変えられない
著者
八田 進二(はった しんじ)大原大学院大学会計研究科教授、青山学院大学名誉教授