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近年、業務の複雑化・テクノロジーの進化などにより、企業価値を大きく損なう不正・不祥事が多発しています。経営判断はますます難しくなり、ガバナンス・コンプライアンス管理の強化とともに、高度なリスクマネジメントが強く求められています。
経営陣が企業価値を維持し最大化していくためには、経営の障壁となるリスクやそのリスクが及ぼす影響(範囲)を明確に把握し、未然に防ぐための対策をあらかじめ講じ、不正・不祥事発生時の損失を最小化するために、より高度な経営管理を行う事が求められます。
本セミナーでは、上場企業でCFOを歴任してきた元日本電産株式会社 取締役専務執行役員兼最高財務責任者の吉松 加雄 氏を講師にお招きし、日本電産株式会社が2大経営危機(2008年度のリーマンショックと2012年度の主力製品の需要急減)に際し断行した2つの企業変革と企業価値向上の取組等を事例にCFOの役割の一つである、リスクマネジメント・ガバナンス・コンプライアンスの強化やグローバリゼーションリスクとその対策などについて解説していただきます。
CFOとして組織のリスクをどう防ぎ、どのような対策を行ったか、など具体的な事例を元にお話し頂きますので、監査部、内部監査のご担当者だけでなく、組織の管理部門、コンプライアンス担当部門、リスクマネジメントなどに所属されている方のご参加もお待ちしております。
首都大学東京大学院 経営学研究科 特任教授
京都先端科学大学 客員教授
一般社団法人 日本CFO協会 主任研究委員
慶應義塾大学経済学部卒、スタンフォード大学経営大学院修了。
東証一部上場企業2社のCFOを始めグローバルに企業経営に従事。三菱電機株式会社の欧・米・亜の現地法人、サン・マイクロシステムズ日本法人、エスエス製薬株式会社等のCFOを歴任後、日本電産株式会社取締役専務執行役員最高財務責任者を経て現職。
米国金融専門誌 Institutional Investor 誌のCFOランキングで第1回から4回連続電子部品セクターのベストCFO選出。
日時 | 2019 年 11 月 20 日(水) 13:30~16:30 |
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会場 | 連合会館 4F 402 会議室 〒101-0062 東京都千代田区 神田駿河台 3-2-11 |
受講料 | ACFE 会員 11,000 円、一般 16,500 円 (いずれも消費税 10% を含む) |
CPE | 3 単位 (不正検査 (損失防止)) |