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不祥事に対するリスクマネジメントにおいて、これまでの事案を蓄積し対策を検討する作業は、いかなる組織においても不可欠なものであります。その際、各事案における質的なデータをそのまま言語データとして扱っていくと、重要なポイントが拡散し主観的な評価による非汎用的なミスリードを生み出す可能性が高まるものと考えられます。
現在、犯罪捜査において実施されている犯罪者プロファイリングは、犯罪事象に関わる資料を数値化し多変量解析などの統計処理を施して、事件解決への支援を行っています。また、犯罪予防においても同様の手法を応用し、具体的な対策を実施しています。
本セミナーでは、以上のようなデータの統計分析と犯罪心理学の理論についてお話しし、具体的な分析例を示しながら、不祥事対策においてのヒントを掴んでいただければと考えています。
東洋大学社会学部教授(犯罪心理学) 博士(学術)
最近の講義先:東京税関、大阪司法書士会、墨田区教育委員会、損害保険協会、丸善市民大学など。
文教大学人間科学部、山形県警科学捜査研究所主任研究官、関西国際大学教授を経て現在に至る。神戸学院大学、聖心女子大学などで非常勤講師も務める。日本犯罪心理学会常任理事、日本法科学技術学会評議員、日本応用心理学会理事、兵庫県まちづくり審議員、尼崎市ひったくり防止対策アドバイザーなど。NHKクローズアップ現代などに出演。
日時 | 2019 年 11 月 14 日(木) 13:30~16:30 |
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会場 | 連合会館201会議室 〒101-0062 東京都千代田区 神田駿河台 3-2-11 |
受講料 | ACFE 会員 11,000 円、一般 16,500 円 (いずれも消費税 10% を含む) |
CPE | 3 単位 (不正検査 (犯罪学)) |