このセミナーは終了しました
元 財務捜査官であり、数多くの会計不正調査での実績から「粉飾ハンター」とも称される 宇澤 亜弓 氏のセミナーです。
不正会計は、それが経営者不正か従業員不正であるかを問わず、内部統制の欠陥がその機会 (原因) となります。このため、近年では、不正対応の内部統制が求められています。しかし、内部統制は、そもそも「経営のための仕組み」であり、その本質は、事業を有効かつ効率的に行うための仕組みです。
事業の有効性・効率性と、不正対応 (不正の予防・早期発見) を両立する内部統制とは、どのようなものになるのでしょうか。
本セミナーでは、不正会計の事例を用いて、不正会計の機会 (原因) が内部統制の欠陥であること、そして、内部統制の欠陥をもたらした原因が、内部統制の本来の目的である事業の有効性・効率性の視点が不十分であったことを説明し、そもそも内部統制とは何か、内部統制とはどうあるべきかを皆さんと一緒に考えていきます。
公認会計士宇澤事務所 代表 公認会計士、公認不正検査士 (CFE)
最高検察庁 金融証券専門委員会 参与
監査法人にて法定監査・株式公開支援、警視庁 刑事部にて財務捜査官 (警部) として企業犯罪 (特別背任、業務上横領、詐欺等) 捜査、証券取引等監視委員会事務局にて主任証券取引特別調査官・開示特別調査統括官として犯則事案 (虚偽記載、内部者取引、相場操縦等) 調査等に従事した後に独立。 一般社団法人日本公認不正検査士協会 理事、明治機械株式会社 社外取締役、ジャパンベストレスキューシステム株式会社 社外取締役などを歴任。
「不正会計リスクにどう立ち向かうか! 内部統制の視点と実務対応」(清文社, 2018/3)
「財務諸表監査における不正対応」(清文社, 2013/11)
「不正会計―早期発見の視点と実務対応」(清文社, 2012/9)
他
日時 | 2019 年 6 月 14 日(金) 13:30~16:30 |
---|---|
会場 | 連合会館 2F 201 会議室 〒101-0062 東京都千代田区 神田駿河台 3-2-11 |
受講料 | ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む) |
CPE | 3 単位 (不正検査 (損失防止)) |