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組織を構成する役職員の倫理観は不正リスクの低減に不可欠な要素であり、第三者委員会等による不正調査報告書においても、不正の発生原因や再発防止の要点として「倫理」という言葉が頻繁に登場します。
また、当然のことながら、CFE にもその職務を適切に果たすために高い倫理観が求められ、その重要性は「不正検査士マニュアル」において次のように強調されています。
不正検査士として下す決定は、依頼人や企業だけでなく、調査の対象となる個人にとってもきわめて重大なものとなる。そのため不正検査士は、非常に高い倫理観を保持しなければならない。
※「不正検査士マニュアル 2015年 インターナショナル エディション 日本語版」p.4.901
本セミナーでは、不正検査士マニュアルの「不正検査士の倫理」(pp.4.901-908) および「公認不正検査士協会 職業倫理規範」(pp.4.1001-1023) の解説を中心に、倫理について様々な角度から考察します。
1. | 倫理とは |
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2. | CFE に求められる倫理 |
3. | 倫理観向上のポイント |
公認不正検査士 (CFE)
1965 年生まれ。大学卒業後、15 年間の銀行勤務を経て、2003 年にリスク管理コンサルティング会社である株式会社ディー・クエストの取締役に就任。内部通報制度、コンプライアンス態勢整備に関するコンサルティングおよび研修講師に従事。また、日本公認不正検査士協会の専務理事として、日本における CFE 資格の普及に尽力。
現在は、上場企業の社外取締役、コンプライアンス委員、研修講師として活動。
共著「金融機関のための不祥事件対策実務必携」(きんざい, 2017/2)
共訳「企業不正対策ハンドブック―防止と発見」(第一法規, 2009/4)
日時 | 2019 年 4 月 17 日(水) 13:30~16:30 |
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会場 |
連合会館 4F 402 会議室 〒101-0062 東京都千代田区 神田駿河台 3-2-11 |
受講料 | ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む) |
CPE | 3 単位 (倫理) |