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犯罪原因論は犯罪学の中核をなし、これまで数多くの理論が提唱されてきました。しかしながら、犯罪原因論が対象とする「犯罪者」は、主に常習犯罪者や凶悪犯罪者、非行少年であり、そうした犯罪者を対象とした原因論はホワイトカラー犯罪には必ずしも当てはまらないとの指摘もあります。本セミナーでは、ホワイトカラー犯罪における犯罪原因に焦点を絞り、組織と職務をキーワードに、ホワイトカラー犯罪の原因と犯行プロセスについて社会心理学の立場から検討します。そのうえで、不正行為を防止・抑止するための具体的対策について考察していきます。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。臨床心理士。法務省矯正局法務技官、早稲田大学助手、淑徳大学専任講師、助教授等を経て現職。
専門分野:犯罪心理学、法心理学、社会心理学。
著書:『行為としての時間』(単著, 新曜社, 2004)、『心理学者、裁判と出会う』(共著, 北大路書房, 2002)など。
日時 | 2013年2月27日(水)14:00~17:00 |
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会場 | LEN貸会議室 御茶ノ水ニコライ堂前 3階 会議室A |
受講料 | ACFE 会員10,000円、法人チケット2枚、一般15,000円(消費税込) |
CPE | 3単位 |