2013年4月10日のACFE Japanセミナーに参加しましたので報告させて頂きます。本日のセミナーは、高輪共同法律事務所 税理士,公認不正検査士 米澤勝先生による「税務調査から見える経営者・従業員不正」です。米澤先生はACFE Japanの東京不正検査研究会、不正の早期発見研究会にも所属され、協会の活動に古くからご支援をいただいています。
本年1月に施行された改正国税通則法により変化した税務調査手続きの概要、税務調査で発見される企業不正のメカニズムについて、経営者不正と従業員不正に分類して事例や発見のポイントなどについて考察がなされました。給与所得以外の所得があるサラリーマンに対する最近の課税事例についても興味深い解説が行われました。
本日のセミナー出席者は40名。ACFE Japan法人会員や公認不正検査士の方々です。特に、税務調査というものに企業不正を発見する姿勢に関するヒントがあること、経営者不正と従業員不正が各々どの様に企業に税務に関するインパクトを与えるかという本日の内容は、日頃企業不正と闘う我々にとって、大変有意義なものでした。参加者にはACFE Japanから継続的専門教育単位(3単位)が与えられました。
日時:2013年4月10日(水)14:00~17:00
場所:LEN貸会議室 御茶ノ水ニコライ堂前
受講料:ACFE会員10,000円、法人チケット2枚、一般15,000(消費税込)
報告者 一般社団法人 日本公認不正検査士協会理事長 濱田眞樹人