このセミナーは開催を中止しました。
2018 年度に開催した同氏によるセミナーは、受講者の 92.9% から「期待通り」「期待以上」と極めて高い評価を得ています。
企業の不祥事が絶えない。果たして組織にある内部通報制度が機能しているか疑問である。
「企業経営の新たなる夜明け」としたい令和の時代においては、今後の企業の持続可能な発展を支える視点から、内部通報認証制度が有効に機能することが重要になってくる。
本セミナーでは、その制度の入口部分である、「相談機能」による不祥事の未然予防と、万一発生した時でも被害を最小限度におさえる「通報機能」について解説する。あわせて、その制度に対する従業員や役職者へ「安全・安心」を提供する「認証制度」について、様々な企業の事例を含めて解説するとともに、不正対策・不正調査に携わる者の果たすべき役割を提起する。
1. | 不祥事の未然予防に取り組む制度的枠組み ─ 内部通報制度認証の現状と将来展望 |
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2. | 政府が強力に推進する内部通報制度認証の有効活用 |
3. | 消費者・事業者・労働者からの内部通報制度の質に対する要求の高まり |
4. | 制度間競争の本格化 (「企業の内部通報制度 vs 行政機関・マスコミ等の情報受付制度」間の情報収集競争の進展) |
5. | 海外の報奨金制度のインパクト (もう一つの制度間競争) |
6. | 内部通報制度の質を「証明できない」ことについての説明責任の発生 |
7. | 守りと攻めの経営倫理 ─ 上場廃止から甦り再上場を果たした西武ホールディングスの事例に学ぶ |
8. | 経営層の本気の取り組みと経営層を動かすべく不正対策・不正調査に携わる者の役割 |
一般社団法人日本コンプライアンス&ガバナンス研究所 代表理事・会長
駿河台大学 名誉教授
博士 (経営学)
株式会社資生堂、駿河台大学 経済学部 教授、駿河台大学 大学院経済学研究科 教授を経て、現職。
株式会社ダイセル 社外監査役、株式会社西武ホールディングス 企業倫理委員、経営倫理実践研究センター 首席研究員など。
「サスティナブル・カンパニー:「ずーっと」栄える会社の事業構想」(宣伝会議, 2016/8)
「マーケティング倫理が企業を救う」(生産性出版, 2014/9)
「CSR で経営力を高める」(東洋経済新報社, 2005/7)
「渋沢栄一に学ぶ「論語と算盤」の経営」(編著)(同友館, 2016/5)
「上杉鷹山とイノベーション経営」(編著)(同友館, 2020/5 予定)
など多数
日時 | 2020 年 5 月 26 日(火) 13:30~16:30 |
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会場 | アキバプラザ 7F EX ルーム 1 〒101-0022 東京都千代田区 神田練塀町3 |
受講料 | ACFE 会員 11,000 円、一般 16,500 円 (いずれも消費税 10% を含む) |
CPE | 3 単位 (不正検査 (損失防止)) |