このセミナーは終了しました
検事は、不正を暴き、真実を知るため、老若男女を問わず、様々な立場・境遇の人達から話を聞きます。反社会的勢力の一員から大企業のトップまで、あるいは、小中学生からお年寄りまで、官僚、政治家、時には警察官や弁護士なども取り調べ、真実を引き出します。
本セミナーは、理論編と実践編に分かれています。理論編では、真実を語らせるための取調べの技法を実例も交えて解説し、実践編では、少人数のグループに分かれて、いくつかの場面を想定した模擬ヒアリングを実施します。
これらを通じて得られた知識・体験は、有事の不正調査に役立つのはもちろん、平時の監査業務でも活用していただけます。
講師の熊田弁護士は、検事としての経験を踏まえ、木村拓哉氏主演のドラマ「HERO」のリーガルアドバイザーを務め、旧来の検事ドラマとは異なる「生身の検事像」の描写に貢献しました。
1. | 理論編 [1 時間程度] ・取調べに必要な準備 ・相手との対峙の仕方 ・検事が使う話法・技法 ・事例紹介 |
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2. | 実践編 (グループワーク)[2 時間程度] ・事例を踏まえた目的設定 ・模擬ヒアリング ・講師からのフィードバック(ポイントの解説など) |
のぞみ総合法律事務所 弁護士
桐蔭法科大学院 教授
京都大学法学部卒業後、平成 10 年に検事任官を受けて以来、各地の検察庁をはじめ、最高検察庁刑事部、東京地方検察庁特別捜査部、法務省刑事局、法務省大臣官房秘書課など、法務・検察の枢要部署において勤務したほか、在韓国日本大使館の一等書記官として勤務する。この間に、企業犯罪、組織犯罪、贈収賄事件、凶悪重大事件、芸能人薬物事件など、社会の耳目を集める事件・事案を多数担当する。
平成 26 年に弁護士登録し、それまでの経験・知見を活かして、企業の危機管理や不祥事調査などに従事し、また、桐蔭法科大学院の教授を務める。
セミナーや社内研修の講師、ドラマのリーガルアドバイザー、ニュース番組への出演など、多方面で活躍する。
「法人処罰の考え方」(ジュリスト増刊「実務に効く 企業犯罪とコンプライアンス判例精選」, 2016 年 5 月, 有斐閣)
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641215092
危機管理講座"法務編"第 5 話「情報漏洩と危機管理 ~刑事責任を巡る最近の動向~」(電材ジャーナル 第 632 号, 2017 年 1 月, 電気機能材料工業会)
危機管理講座"法務編"第 1 話「不祥事が起きる原因と留意点」(電材ジャーナル 第 626 号, 2015 年 7 月, 電気機能材料工業会)
「重み増す取締役・監査役の責任」上・下 (日経産業新聞 2014 年 8 月 26 日号・27 日号)
「日本版司法取引の導入が企業法務に及ぼす影響」(インテグレックス ホットプレス 第35回, 2014, 株式会社インテグレックス)
http://ichien-yugo311.jp/compla/download?action=cabinet_action_main_download&block_id=401&room_id=1&cabinet_id=5&file_id=87&upload_id=613
日時 | 2017 年 8 月 21 日(月) 14:00~17:00 |
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会場 | 連合会館 2F 201 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 |
受講料 | ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む) |
CPE | 3 単位 (不正検査 (不正調査)) |