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社内において財務諸表に関わる不正が発覚した際、または、端緒より不正の疑いを持った際に、どのようなエビデンスを収集すれば不正の蓋然性を示せるのでしょうか。
本講義では、不正調査の立案や証拠収集の各段階における法律上の留意点や、聞き取り調査時に検討すべき事項 (時間、体制、手法、物的範囲など) について、過去の事例を織り交ぜて解説します。
実際の調査で遭遇する数々の問題につまずいていては、迅速な調査は行えません。この講義では、迅速で効率的な調査を行うための方法を解説いたします。
1998年 中央大学 法学部法律学科 卒業、司法試験 合格、同年 最高裁判所 司法研修所(52 期)
2000年 検事任官(東京地方検察庁 公判部,千葉地方検察庁 特別刑事部,鳥取地方検察庁,佐賀地方検察庁)
2006年 人事院 短期在外研究(豪州)
2007年 法務省 大臣官房訟務部門 行政訟務課 課付検事
2010年 横浜地方検察庁 特別刑事部
2012年 東京地方検察庁 特捜部
2013年 証券取引等監視委員会 特別調査課 特別調査指導官
2014年 証券取引等監視委員会 国際取引等調査室 指導官 兼 市場分析審査課 課長補佐
2015年 証券取引等監視委員会 特別調査課 特別調査指導官
2016年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
日時 | 2017 年 4 月 19 日(水) 14:00~17:00 |
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会場 | 富士ソフト アキバプラザ 6F セミナールーム3 東京都千代田区 神田練塀町 3 |
受講料 | ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む) |
CPE | 3 単位 (不正検査 (法律)) |
2017 年 4 月の ACFE JAPAN セミナーの共通テーマは「会計不正への対応」です。 会計不正 (財務諸表不正) は、職業上の不正の 3 つのカテゴリーの中でも、最も大きな経済的損失を組織に与えます。また、大企業の会計不正は、組織のステークホルダーのみならず、社会的にも大きな影響を及ぼします。 この会計不正について、不正による損失を抑えるために重要な 3 つのポイントである「兆候の発見」「効率的な調査」「不正防止体制の構築」という観点から、それぞれの専門家の方に解説していただくセミナーを開催いたします。 3 つのセミナーをご受講いただくことで、会計不正に関する総合的な対策を学ぶことができます。ぜひご受講ください。
不正会計の端緒を把握する
~財務諸表に現れる不正の兆候を発見するために必要なこと~(4月13日(木))
会計不正の調査手法を学ぶ
~迅速で効率的な調査を行う方法を法的観点から解説する~(4月19日(水))(本講義)