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昨年11月開催のセミナー「企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか」から進化したセミナーです。会計不正の事例解説から、さらに進んで再発防止策の検討に踏み込んだ内容となっています。
「企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか―『会計不正調査報告書を読む』」(2014年11月開催)では、会計不正事件の調査報告書から、主に、調査報告書で解明された会計不正の手口と動機を中心に解説を行いました。このセミナーは、多くの事例から会計不正の実態の理解に役立つとして、受講者の方からご好評をいただきましたが、その一方で、会計不正の再発防止策・早期発見策について、さらに詳しい内容を知りたいという意見が寄せられました。
そこで、本講座では、上記の意見を踏まえ、調査委員会が提言した再発防止策と、提言を受けた企業が実際に取り組んでいる再発防止策を比較検証するとともに、証券取引所から徴求された「改善報告書」「改善状況報告書」なども参考にしながら、より効果的な再発防止策の検討を行うことを通じて、受講者の皆様が所属する組織の不正防止、早期発見につなげることを目的としています。
1. | はじめに |
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2. | 再発防止策の定番 |
3. | 会計不正の手口と再発防止策-1 架空売上 |
4. | 会計不正の手口と再発防止策-2 キックバック・横領 |
5. | 会計不正の手口と再発防止策-3 原価付替 |
6. | 税務調査を活用した再発防止策 |
7. | まとめ――再発防止策と経営者の意識改革 |
米澤勝税理士事務所、税理士、公認不正検査士、ACFE JAPAN研究会所属(東京不正検査研究会,不正の早期発見研究会)、租税訴訟学会会員
1998年税理士登録
1998年2月から2010年1月まで,IT系企業で税務,債権管理,内部統制などを担当
2010年1月税理士として独立開業
「企業はなぜ,会計不正に手を染めたのか――『会計不正調査報告書』を読む」(清文社)
「架空循環取引――法務・会計・税務の実務対応」(清文社・共著)
「税務調査を活用した不正防止・早期発見法」旬刊経理情報2014年12月1日号(中央経済社)
「反面調査への対応ポイント――『社内対応マニュアル』の作成と実践」税務弘報2014年11月号(中央経済社)
「ヒヤリハット事例対処法――不正経理」税務弘報2014年1月号(「特集「さあ。経理研修しよう!」(中央経済社)
「「貸倒れのタイミングと税務トラブル回避のための環境整備」税理2012年11月号「法人税実務」(ぎょうせい)
企業内不正発覚後の税務」税務弘報(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載
Web情報誌 Profession Journalに寄稿中:https://profession-net.com/professionjournal/
日時 | 2015年4月22日(水) 14:00~17:00 |
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会場 | 田中八重洲ビル 2階 会議室 東京都中央区八重洲1-5-15 |
受講料 | ACFE会員 10,800円、法人チケット2枚、 一般16,200円 (消費税込) |
CPE | 3単位 |