このセミナーは終了しました
不正の調査や不正の予防には情報収集が欠かせません。特に、実際に起こった事件については、内部統制の体制を見直したり、不正調査のノウハウを蓄積したり、社内のコンプライアンス研修の題材にするための、またとない資料です。こうした資料については、第三者委員会の報告書等によりある程度入手が可能ですが、判例もまた、重要な資料です。
この点、判例は、裁判官が法律的な観点から書いたものであり、深い法律的な知識がなければわからないとお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、実際は、読み方を工夫すれば、CFEをお持ちの方や監査等に関わっている方々であれば十分理解することができ、重要な情報源として機能するはずです。
そこで、本セミナーでは、こうした情報収集源として有益な判例の読み方を、実際の裁判例を題材としながら、解説します。
1. | 判決の重要性 |
---|---|
2. | 裁判手続の進み方 |
3. | 裁判所が判決を書くまで |
4. | 裁判において重要なもの |
5. | 判決の読み方(基本) |
6. | 判決の読み方(応用) |
7. | 判決の読み方(不正事例) |
8. | 判決の活用 |
9. | 質疑応答 |
平成4年4月 住友海上火災保険株式会社に就職(平成5年3月まで)
平成7年4月 弁護士登録(第一東京弁護士会会員となる) 当事務所入所
平成19年4月 第一東京弁護士会総合法律研究所会社法研究部会部会長就任(平成23年4月まで)
平成22年4月 CFE(Certified Fraud Examiner:公認不正検査士)資格取得
平成24年4月 国分寺市オンブズパーソンに就任
平成24年6月 オーデリック株式会社社外監査役就任(現任)
著書等
「企業不祥事と対応【事例検証】」(清文社・編共著)
「上場規程,開示府令改正で問われる株主への開示姿勢」(ビジネス法務2010年5月号)
「企業法務からみた株式評価とM&A手続き-株式買取請求を中心に-」(清文社・編集・共著)
「〔新訂〕貸出管理回収手続双書 回収」(金融財政事情研究会・共著)
「振替株式に設定された質権と質権設定者の振替株式に対する差押え」(金融法務事情 No.1912・共著)
「架空循環取引 法務・会計・税務の実務対応」(清文社・共著)
「【Q&A】大規模災害に備える企業法務の課題と実務対応」(清文社・編集代表)
「実践!営業秘密管理 企業秘密の漏えいを防止せよ!」(中央経済社・編集代表)
「平成24年株主総会の実務対応(6)株主総会までの準備と議事運営」(旬刊商事法務 No.1963)
「最新 役員報酬をめぐる法務・会計・税務」(清文社・編集代表)他多数在り
日時 | 2012年9月6日(木) 14:00~17:00 |
---|---|
会場 | 田中八重洲ビル2階会議室 東京都中央区八重洲1-5-15 |
受講料 | ACFE 会員10,000円、法人チケット2枚、一般15,000円(消費税込) |
CPE | 3単位 |