このセミナーは終了しました
中国や韓国や台湾においても歴史的に印章を使用した習慣はありますが、現在に至るまで、ビジネスの分野で印鑑を多用しているのは、我が国だけであり、我が国独特の習慣であるといっても過言ではないと思われます。そして、我が国において、印章を、不正の手段として使用している場合も少なくありません。
日本にある会社であれば、ほぼ毎日、印鑑を使用すると思いますが、実は、日常に馴染みすぎて、逆に、あまり関心を持つことがなくて、知らない方が殆どではないのでしょうか?
今回のセミナーでは、最初に、印章に関する、基本的な知識の整理をして、その後、不正調査の実践的なテクニックについて野村氏より話をしていただきます。
1. | はじめに |
---|---|
2. | 印章の種類について |
3. | 印鑑の材質と特徴 |
4. | 書体について |
5. | 朱肉について |
6. | 印章と内部統制 |
7. | 印影の偽造を見破る方法 |
8. | 印章をめぐる法律関係について |
9. | その他 |
大手監査法人にて外資系企業の監査業務に従事した後、証券取引等監視委員会に出向する。開示検査課にて2年間勤務し、有価証券報告書等の虚偽記載の課徴金調査を行う。その後、特別調査課に移り株価操縦、粉飾、インサイダー取引等の犯則調査を3年間行う。2011年に独立し、現在は野村宜弘公認会計士事務所代表を務める。
日時 | 2012年3月22日(木) 14:00~17:00 |
---|---|
会場 | 田中八重洲ビル2階会議室 東京都中央区八重洲1-5-15 |
受講料 | ACFE会員10,000円、法人チケット2枚、一般15,000円(消費税込) |
CPE | 3単位 |